事故の件数が、少しづつ減少していると言われていますが、全くゼロになっている訳ではありません。
2010年の事故が発生した件数は、約70万件となっていますし、事故によってケガを負ってしまった方や、亡くなられた方の人数は、約90万人となっています。
事故を起こしてしまった場合、最初の対応が肝心で、後悔する事がないようにしておかなければなりません。
結構、後から悔やまれる方が多いようです。事故を起こしてから、すぐに行わなければならない事は、一人相撲などと呼ばれている、自分の自動車と物だけの事故の場合は、自動車が動くような状態の時には、他の運転者の邪魔や巻き込まむ事がないように、近くの空きスペースや、道路の端に寄る事です。
もしも、自動車が動かないような状態の時には、緊急な停止を表示するための機材や、ハザードランプなどを使用して表示しなければなりません。
高速道路など、交通量が多い場所では、表示を行なった後は、自動車の中などから離れる事も大切です。
ケガを負わせてしまった方などがいらっしゃるようなら、まず、手当を行なったり、救急車を呼んだりなど、何よりも一番初めに行うべき事です。
この事は、法律上でも定められているため、気を付けなければなりません。一旦、落ち着いたところで、警察への連絡を行わなければなりません。こちらも、法律上で定められていますので、必ず行う必要があります。特に、物に少しだけぶつかってしまった場合や、自分自身にも相手の方にも、ケガをした跡がないなどで、簡単に考えてしまい、相手に後から損害してしまった分の保証をすると約束したり、急いでいる用事があるため、一旦、その場から離れしまうといった処理をしてしまう方が、結構いらっしゃるようですが、こういった場合、法律違反になる可能性もありますし、後から両者の間で揉め事になってしまう場合がよくあります。
警察の方に検証を行なってもらい、その当時の状況を少しでも明確に伝える事で、後からのトラブルを避けられたり、証拠を残す事が出来ます。
また、警察の方だけに、連絡先などの情報を伝えるだけでなく、両者との間でも、連絡先はもちろんの事、車のナンバーや加入している損害保険会社などを交換する事が大切です。
例えば、お見舞いに伺うという事になった場合でも、連絡が付けやすくなりますし、後から何かあった場合でも助かる場合があります。
事故処理も済み、少し落ち着いたところで、お互いの加入している保険会社へ連絡する事も忘れずに行います。
出来るだけ事故現場から、連絡する方がよろしいです。特に、加害者になってしまった場合は、相手が病院へ行く事なども考えられますので、その時になって慌てなくて済む事にもなりますし、時間が経過してしまう程、厄介な点も出てくる可能性が高くなってしまいます。
もし、お見舞いへ伺う際には、少しでも早く伺う事をおすすめします。色々なパターンがありますので、その時の状況にもよりますが、早めの方が、相手の方に誠意が伝わりやすく、トラブルを招く可能性も低くなると思うからです。
とにかく、事故を起こしてしまった場合は、何に対しても早めの処置が大切と言えます。
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